当院のナースからの産婦人科受診時のアドバイスです。
婦人科に行くには、ちょっと決心が必要かもしれません。でもどこの科の病気でも同じですが、おかしいと思った事、心配な事があった時は早めに受診し、異常があれば早期に治療をうけることはとても大切な事です。デリケートな部分のことだけに、専門医に診てもらう事が大切なのです。
それでも婦人科を受診するという事は、皆さん抵抗はありますよね。どんな事をするんだろう、痛いのかな、恥かしいなど、色々と想像したり心配されると思います。そんな事から、ついつい受診をのばしたり、受診せず様子をみるだけにしてはいませんか?しかし受診しなければ症状は改善しないばかりか、悪化したり、他の病気を招くという可能性も出てきます。又、受診したおかげで、違う病気が見つかり、早期に治療が行えたという事もあります。 当院では患者さんの不安、心配をやわらげ、少しでも快く治療が受けられる様、スタッフ一同努力致しております。おかしいと思う事や心配な事がある時など、早期に受診する様お勧め致します。
診察は症状に合わせて行われますが、一般的には問診から始まります。最後の生理開始日や、症状、質問等はあらかじめ整理しておきましょう。
婦人科では内診をうける事が多いのですが、女性にとって最も緊張するのが内診だと思います。ついつい全身に力が入ってしまいがちですが、内診をスムーズに済ませるためにも台に上がったら、深呼吸をし、全身の力を抜いてのぞみましょう。
内診ではいろいろな情報を得ることができ、婦人科の診察にはとても大切なのですが、内診を希望されない方は予め医師か看護師にその旨を伝えるようにしましょう。
この時は他の診察方法で情報を得るようにするのが一般的です。担当医の質問に答えるのは大切ですが、不安や疑問があれば遠慮しないでこちらからも質問しましょう。
婦人科診察では、殆ど診察台に上がっていただきますが、(内診台)看護師が説明致しますので、初めての方でも安心して診察を受けていただけると思います。
診察が終わった後にまた症状についての説明があります。1回の診察で病名が分かる時もありますが、何日かの通院が必要な時もあります。 病名や症状については、ご自分が理解できるまで、遠慮せずにきちんと説明をうけられる事が大切です。
具合が悪いので、待ち時間がつらい。窓口で一言お伝え下さい。順番がくるまで、別部屋で休む事ができます。
誠に申し訳ありませんが、前の診察の方でとても時間が、かかったり、急な処置が入ったりしてお待ちしていただく時間が長くなることがあります。待ち時間の間に外出等は結構ですが、出かけられる時、戻られた時、必ず受け付けにお声かけられますようにお願いします。
・保険証 ・つけている方は基礎体温 ・母子手帳
・現在内服しているお薬又は説明書 ・ナプキン、おりものシートなど
内診にそなえ着脱がしやすく、腰の部分を隠せる長めでゆったりしたスカートが良いでしょう。