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お腹の中の赤ちゃんは超音波検査をすると、口をモグモグと動かしているのが分かります。
この動作は決してめずらしい事ではありません。
どうやらこれは生まれた後に、母乳やミルクを飲むための準備だと考えられています。
ただ妊娠5~6ヶ月位になると、味覚があるのではないだろうかという推測があります。
この頃になると赤ちゃんは自分の周囲にある羊水を飲み込むのだそうです。
この時期に羊水の中に砂糖の成分を入れてあげると、赤ちゃんの羊水を飲んでいるような動作が増え、赤ちゃんはどうやら甘い物が好きらしいという研究があります。
どういう方法で羊水の中に砂糖の成分を入れたのかは分かりません。
もしかすると羊水検査の時に入れたのかも知れませんが、今から30年以上前のデータですのでその点がはっきりしていません。
この時期聴覚がある事は分かっています。胎教を始め、赤ちゃんの嫌がる環境をつくらないというのは、この点にあるようですが、「味覚があるらしい」というのは少し驚きです。
赤ちゃんが好む環境を作ってあげる…。
これも広い意味の胎教かも…。
妊娠した時は、「まず胎教」と考えるお母さん方は多いようです。
胎教と言えば音楽が頭に浮かびます。
さてこの音楽の内容については、いろいろな考え方があるようです。
1 お母さんの好きな曲ならどんな音楽でも良い。
2 好きな曲でも興奮するような音楽は控えた方が良い。興奮する時に出るホルモンがあまり良くない?
3 やはりクラシック音楽が良い。
4 クラシックの中でも、かろやかな曲、心を落ち着かせるような曲の方が良い。
等々。
さて4の考え方で言うと「モーツァルト」、「ビバルディ」、「バッハ」の曲などは赤ちゃんの気持ちを落ち着かせ、「ベートベン」や「ブラームス」の曲はその反対になるという考えがあるそうです。
勿論モーツァルトが全てかろやかな曲、ベートベンが全て重々しいという訳ではありませんが…。念のため。
世界中で天才と言われる人がいる事は確かです。では天才は先天的なものでしょうか、努力が必要なものでしょうか。
私達凡人には分かりかねると言えますが、1つ面白いデータがあります。
生まれたばかりの赤ちゃんの能力はとても高いらしく、うまく能力を刺激するとこの時期に天才としての能力が芽生えるかも知れないという事です。
また10歳位までの子供の脳の発育は、とても早いという事も知られており、事実英才教育、音楽や伝統芸能などの面では、皆早い時期から教育が始まっているようです。
生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、入ってくるいろいろな刺激に敏感に反応すると言われております。
音(音楽)、視覚、味、臭い等全ての刺激に反応し、常に新しく必要と思われる神経回路をつくりあげているそうです。
(何か高度成長期の日本経済の様ですね。)
この時期に、意識して良い刺激を与えるようにすると、赤ちゃんは才能豊かな人間に成長する可能性がありそうです。
そうです、もしかしたら天才になるかも知れません。